AI活用読了 約2分

AIで時間が空いたら、会社員は何をするのか

自由に動ける僕と、会社員の違い

AIで仕事のスピードが上がり、時間が空くようになりました。僕はその時間で、現場に行ったり、人に会いに行ったり、散歩をして健康に気を使ったりしています。

でもこれは、僕が自由に動ける立場だからできることです。会社に所属している人は、そういうわけにもいきません。

AIで時間が空いたからといって、会社員は何をすればいいのか。ここは、意外と難しい問題だと思っています。

働かなくてよくなったら、何をするのか

もっと先の話をすると、イーロン・マスク氏が言うように、AIのおかげでお金が配られる「ベーシックインカム」(彼の言葉では「ユニバーサル・ハイ・インカム」)の時代が来れば、人は働かなくてもよくなります。

そうなれば自由です。でも、仕事をしていない人間は、毎日何をするのでしょうか。

若い人は、ひょっとしたら楽しく時間を使えるのかもしれません。でも、僕らの世代やそれより上の、仕事をバリバリやってきた人たちはどうでしょう。「仕事をしなかったら、あと何をするの?」という感じだと思います。

趣味の釣りも、毎日やれば飽きるでしょう。ジム通いやジョギングを日課にしていても、それで一日が埋まるわけではありません。

仕事がなくなると、人とのつながりも消える

もうひとつ気になるのが、人とのつながりです。

僕らは、仕事を通じて人とつながってきました。仕事があるから、その人の得意なことやスキルが見え、仲間になれる。では仕事がなくなったら、どうやって仲間を作るのでしょうか。

これはもう、哲学の問題です。実際、Anthropicをはじめ、AI企業には哲学者がいて、人間はどうあるべきかを考えているそうです。本当に、考えなければいけない問いだと思います。

焦らず、ゆっくり適応すればいい

こうして考えると、AIで仕事を減らすときには「空いた時間で何をするか」を先に考えておくことが大事だと思います。会社であれば、経営者と社員が一緒に考えたうえで、仕事を減らしていく。ただ減らすだけでは、空いた時間をどう使えばいいのか、みんな戸惑ってしまいます。

仕事を減らす前に、空いた時間の使い方を決める
仕事を減らす前に、空いた時間の使い方を決める

大事なのは順番です。減らしてから考えるのではなく、考えてから減らす。

とはいえ、日本の変化はゆっくりです。今すぐ答えを出す必要はありません。焦らず、ゆっくり適応していけばいいのだと思います。

この問いについては、これからも考え続けていきたいと思います。

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Author
遠藤 友治

フォワード フィールド テクノロジーズ株式会社 代表取締役。 1996年から業務システムの保守・開発に従事。官公庁・保険・製造業を経て、2007年からコンサルティング会社の開発部門を統括。2026年にFFTを創業。一般社団法人日本生成AI推進協会 技術部長。

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